中学2年 京都研修旅行

10月2日(月)から4日(水)に、中2京都研修旅行・フィールドワークを実施しました。

テーマは「林業」
自分たちが抱いている林業のイメージに固執せず、未来の世界を救うかもしれない新しい価値の創造を目指して、林業の可能性について考えます。

学校では、事前学習として、LAPの時間で、自分たちが誰かの喜びや幸せのためにできることを検討してきました。

京都では、林業という日本のローカル課題に本気で向き合い、未来の人類の幸せを実現するために活動する方々と出会いました。そして、その方たちに自分たちが考えてきたことを発表して、フィードバックをもらうことを目標としました。

京都大学への訪問
京都研修旅行の初日は、まず環境問題の全体像について最新の知見を学ぶために、京都大学へ訪問しました。

京都大学は、未来の社会課題に挑むために、SDGsに関わる産官学連携のプロジェクトを推進しており、それは林業の分野にも及んでいます。

環境問題にどのように取り組んでいるのかを実際に見学することで、問題解決の一例を学びました。その後、生徒全員で講義を受け、「そもそも環境問題は誰のためのものなのか」「私たちが〈事実〉と考えているものは何なのか」といった刺激的な問いと考察に触れました。

難しい内容を少しでも理解しようと懸命にメモを取ったり、日常生活では考えることがなかったような問いに対して、果敢に質問する姿がありました。

ホテルでは夕食後にグループごとで発表の練習を行いました。初日に学んだことを踏まえて、準備していた発表資料をさらに良いものにしようと最後まで奮闘していました。