身近なもので「仕掛け」をつくる ~サマープログラム報告②~

8月24日(水)から25日(木)にかけて、学びの表現作家として様々な「仕掛けづくり」に携わっている方にお越しいただき、チームに分かれて1つの装置をつくることに挑戦しました。サマープログラムの「AIをつくる」講座と同じ希望者数となり、全員で協力して大きな装置をつくることができました。

 大切なことは、家にある身近なものを使って、楽しくて面白い仕掛けをつくること。それぞれが使えそうな材料を自由に持ち寄り、8チームに分かれてパーツをつくります。高さをどのように出すか、転がるビー玉をどのように上手く誘導するか、思いついた仕掛けをどのように形にするか…。講師の方に聞きながら、何度も試行錯誤を重ねて、微調整を繰り返していきます。

 2日目の最後は、装置をつなぎあわせて本番です。一発成功とはなりませんでしたが、それでも最後まであきらめずに完成させたいという気持ちが生まれ、最後には2日間熱中したあとの達成感を味わうことができました。体験の中で学ぶこと、学問的知見を活かすプロの方の姿勢にも触れることができ刺激になったようです。